2010-01-01から1年間の記事一覧

西麻布『ラ・グラップ』

正直にいうと違うお店に行こうと歩いていたら、「コック・オー・ヴァン」の文字がランチメニューに。 前日の寝しなに『コート・ドール』の斉須政雄シェフの本を読んでたんですね。『メニューは僕の誇りです』という本。その中にコック・オー・ヴァンが出てき…

三軒茶屋『ビストロ・ガタン』

そうそう、ちょっと前にこちらにうかがったんだった。友人のU一郎と飲んだ足ではしごしたんだよな。 太子堂商店街にあるビストロ。地元密着感がムンムン。いかにも常連さん、という感じのお客さんばかりでした。でもそれがイヤミな感じはまったくなく。本当…

成田山取材・2

大抵、取材に行くときは1時間以上前に着いて周辺を散歩するんですね。編集さんが来ないときは取材するお店の場所の位置関係を分かっておきたいので事前に自分の足で歩いておく。それに取材先しかその町を観れない、というのは何とも勿体ない。理想は朝から夜…

成田山取材・1

昨日とこの日は成田山新勝寺と参道にあるお店の取材。外国人観光客向けのガイドブックのお仕事でした。 成田の参道は鰻屋さんがいっぱい。これは『下田康生堂』さんの鰻寿司。元々は薬屋さんだったそうで、店頭には「八つ目うなぎあります」なんて看板が。 …

日比谷『バーデンバーデン』

昨日(16日)の夜に東京国際フォーラムにて由紀さおりリサイタル、鑑賞。 「RADIO DAYS 1969」と題して自身のデビュー年である1969年の歌を歌う、というテーマのリサイタルで、これは行きたいなーと思ったのだ。このこと自体は本ブログに書きます。 友人で熱…

渋谷・桜丘町『ネパリコ』

この日はクリステン・スチュワート主演の映画『ランナウェイズ』試写へ。うちからは歩いて10分ぐらいの距離なんだが、行きがけに見つけたこちらのお店。ネパール料理のお店なんて出来てたっけ……余裕をもって出たので早速入ってみた。 9月に出来たんだそう。…

新宿『天狗』

この日は友人M子と新宿で本谷有希子さんの映画『乱暴と待機』を観たのち、『天狗』へ。 バーニーズから歌舞伎町へ渡る横断歩道の手前にある天狗。大学生らしき若者でいっぱい。しょっぱい大人もいっぱい。 このM子は大学に入って一番最初にできた友達であ…

神泉『つきろく』

帰り道、携帯が鳴る。 大学時代の友人Tからであった。もつ鍋が食べたいという。ちょうど私はこのお店の前にいた。もつ鍋一人前1200円と書いている。そう伝えたら「じゃあそこに行く。一緒に食べよう」となって誘われた。非情にシンプルな流れだ。 博多のもつ…

新宿三丁目『バーンリムパー』

この店、三丁目エリアに2軒あるんです。角っこにある方でランチ。こちらのほうがおいしいと私は思う。 晴れたあたたかい日だった。 このジャスミンライスにプリックナンプラーをかけたものが私は大好きで。プリックナンプラーは唐辛子をナンプラーに漬け込…

新宿三丁目『鼎』

某夜はTVのディレクターをやってる友人のユカちゃんと待ち合わせ。このひととも長いつきあいだ。 何が食べたいか尋ねると「まともなものが食べたい」とミもフタもない答えが。忙しくて全然ロクなもん食べとらんのだとか。華やかな業界で働く嫁入り前の娘から…

中目黒『イル・ルポーネ』

フッと食べたくなってダメもとで電話したらOKと。お、ツイてる。 ニラのフリッタータとイカとポテトのサラダと、もうひとつなんだっけな。 マルゲリータ。やっぱりおいしいんだよなあ、ここのピッツァは。この皮を食べて久しぶりに満足。「底」までしっかり…

私、ボケてました。

この日はテレビディレクターの友人・H本君と渋谷でメシ。同い年ってやっぱり独得の話し良さがありますね。 ちょっと気になってた居酒屋があったんで行ってみた。が。 あ………………ここ、来たわ。 大昔。 そのときも「魚うまそーっ!」と思って入って「うーん、…

 銀座〜東京支部をひろーくまわってます

この日から3日間集中してラーメン店の取材。銀座の真ん中から清瀬、福生に青梅方面まで。 取材と共に、東京の様々な地域の表情が見られるのが嬉しい。青梅の山がきれいだったな。 青梅って昭和レトロの町、みたいな感じの町おこしやってるようなんですね。駅…

上目黒5丁目『関口ベーカリー』

がてら、って言葉久しぶりに使ったな。 この日すごくいい秋晴れで、なんだか歩きたくなってフラフラと外へ。この行為が「徘徊」と言われないうちに散歩を楽しまにゃねえ。そうだあのパンを買おう、とこちらのお店へ。 まるっこいシンプルなパン、ごまパン、…

京阪神エルマガジン社『銀座本』

告知ばかりですみません。 今日発売のこの『銀座本』に参加してます。銀座のランチ特集、割烹のページ、そして念願の県のアンテナショップページが僕のライティング。県ショップはかねてよりやりたかった企画で、編集さんがのってくれたのが嬉しかったなあ。…

代々木公園『OSTU』(オストゥ)

先日の雨の日にかねてより行きたかったこちらのイタリアンへ。 ランチコースは2800円なのですが、評判高い短角牛のタルタルを食べたかったのでお願いしました。プラス500円。 赤身肉のきれいな、きれいな味わい。生肉というと結構苦手意識を持っているかた、…

東銀座『一二岐』

そうだ、東銀座にいい店みつけてたんだ。昼過ぎ、ふと小路を歩いていれば「匂う」入り口。うーんここはうまそうなニオイがする。いい店の予感がする。メニューを見たら値段も手頃だったので早速入ってみました。 千円の定食、と思っていたら、突き出しのごと…

松蔭神社『T』

出張帰り、やはり絶対はずしたくない癒しの夜には松蔭神社の『T』。内緒にしておきたい我がとっておき。 なにを食べてもうまい。良心な価格。酒もいい。わたしのしあわせ、それはビーイング・アット・T。 この日(27日夜)は揚げ栗、ゴボウと春菊のサラダ、…

宇都宮『和の中』

昨日とはうってかわって晴天でポカポカ陽気の宇都宮! 市街からちょっと遠いけれど、こちらのお店が印象的だった。 本格中国式の水餃子を提供するお店。焼き餃子、スープ餃子ともにおいしくて、忘れがたい。お店の方のホスピタリティも抜きん出ています。 皮…

宇都宮出張

新幹線で東京駅から50分、餃子の街・宇都宮にやってきました。 文藝春秋の『CREA』という雑誌の旅特集で、宇都宮餃子を紹介するのです。この日の宇都宮は寒かったなあ。 駅周辺にあった餃子のマスコット。運搬中に折れちゃったあの像とはまた別のものがある…

三軒茶屋『じゃじゃおいけん』

有名なお店ですが、この日はじめて食しました。 これをぐちゃぐちゃにかきまぜ、塩こしょう・酢・ラー油で自分好みに調味して食べる。 食べ終わるとプラス80円で卵を割り入れ、スープにしてくれます。これがうまかったな。ホッとする味。そして出色はラー油…

三軒茶屋『チェント・ルーチ』

太子堂商店街をずんずん入っていくとあるイタリアン。1000円台のランチも始められていたのか。久々に訪れました。こぢんまりとした可愛らしい店ですよ。 セットのミニスープ、この日はキノコたっぷり。 自家製生パスタ、カキと小松菜のタリアテッレです。ゴ…

ただいま発売中!

京阪神エルマガジン社から発売のこちらの本。 タイトルのとおり、東京のエリア別にたくさんの手みやげが集められております。私は銀座と人形町、築地を中心にライティング参加しているので、よかったらお手にとってみてください。 出版社のサイトでは立ち読…

大人気だったあれが帰ってきた!

春頃にここでも書いた(→これ)チーズスティックがまた発売されてた! おおうれし。 サイトチェックしたら11日に再発売だったんだと。やっぱり売れてたからなあ。ちょうど髪切りにいったんでタカクラ君に教えました。喜んでました。また買いだめするそうです…

三軒茶屋『臥龍』

スープの優しさが実に魅力的な『臥龍』のラーメン。正しい「チキンスープ」の美味しさを感じさせる。健康な鶏からにじみ出るコクって、こういう感じだよなあ。オーバーに聞こえるかもしれないけど、ちょっと体調のよくないとき、疲れているときにでも恋しく…

池尻『Bar Vista』

品の良いバーです。店員さんのホスピタリティが洗練されていて、おしつけがましくなくて。余談ですが今この「ホスピタリティ」という言葉が10秒ぐらい出てこなかった。なぜか「ホーム・スィート・ホーム」って言葉が出てきてしまった。 この右のラム、おいし…

銀座『ささ花』

来年の配り物の扇を決めるため、S先生からちょっとつきあってくれとのメールが届く。元歌舞伎座前で待ち合わせ、『竹葉亭』の並びにある『壽扇』へ。 「この職人だと色が淡く出るんですが、こちらの方だと割合にはっきり出ますね。兄弟弟子にあたるそうです…

上野『シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー』

上野に来ると寄ってしまうタイ料理屋。毎回どれにしようが死ぬほど悩む。今日はグリーンカレーをオーダー。 個人的にはもうちょっとココナッツが濃厚なほうが好きだけれど、香りはとても豊かで満足。タイ米の炊き加減も上手だなあ。 それとランチについてく…

三軒茶屋『赤鬼』

ほんとうに、好きだ。 こんなに心をこめて人に「好きだ」といったこと、人生であるだろうか。ない。そのぐらい、好きだ……牡蠣よ。牡蠣さんよ。どうしてこんなに好きなのか。毎シーズン言ってるが、私は前世「ラッコ」とかだったんじゃないだろうか。 三茶の…

赤羽『まるます家総本家』『丸健水産』

赤羽や十条の「飲み屋」が好きだ。 このへんのエリアも新しくて小奇麗な店が増えてきたけれど、まだまだいい風合に古びたお店が結構ある。 蒲田方面、また亀有方面とも違う情緒がある。そしてすべて含めてこれ「東京」なんだな。そう思うと東京は広い。面白…