そぼろ丼

 古い料理本をみていたら、どうしても作りたくなってしまった。
 そぼろ丼、懐かしい料理。これ、小さい頃はお弁当の定番だったんですよ。肉がなんとも甘くてね、これがお弁当の日は格別に嬉しかったな。
 うちのはキヌサヤを柵にするのが決まりでした。

 これは1987年の『きょうの料理』テキストから、柳原一成さんのレシピ。今も息子さんの尚之さんと共に活躍されている。
 炒り玉子、失敗しちゃったな。もっと弱火でじっくり炒らなければダメ。ひき肉はまず酒で炒って、水分が出てきたら砂糖で炒り、1分程したら醤油を加えて煮飛ばしていく。卵は酒、砂糖、塩で味つけ。

 このそぼろ丼、今の子供たちも食べてるもんなんだろうか?