江口まゆみさんの講座へ

 お酒に関するライティングを続けられる江口まゆみさんの講座にうかがってきました。
 日本各地の日本酒をテーマにした連続講座、その最終回は「北海道・東北の酒」です。

 写真は一部なんですが、北海道の『男山』、青森の『陸奥八仙』、岩手の『南部美人』、宮城の『日高見』、秋田の『飛良泉』、山形の『樽平』、福島の『奈良萬』といったラインナップ。

 震災で多くの蔵元が甚大な被害を受けたのはご承知の通り。そして、1年。

 多くの蔵元から、また新たなお酒が出来あがってきました。この酒を造ったひと、米をつくったひと、瓶やラベルやあれこれをつくったひと、それを包んだり発送したりしたひとびと。これら日本酒の1本に、どれだけの人々の思いが積み重なっているのだろう。

 なーんて、湿っぽくなる以前に酒のうまさが凌駕して楽しくなってしまう「勉強」でしたけれども!

 せっかくの思いが結実したお酒、おいしく、ありがたく、楽しく頂きたいもの。

 個人的には『日高見』本醸造のポテンシャルの高さに驚いたなあ。これが石巻の人々のデイリーユーズと聞いて「レベル高ッ!」とビックリ。

 こんなふうにして少しずつ試飲、またこの講座ではおつまみとの相性、酒の感じの変化もいろいろと体験できます。
 酢の物、味噌、海藻類との日本酒の相性は素晴らしいな、と再確認。