三崎港にて


 仕事で三崎に行ってきました。
 雨の予報もなんのその、よく晴れた! そりゃ暑いけど、潮風が実に気持ちよかったなあ。東京からけっこうアクセスいいもんですね。京急の終点まで乗ってバスで10分ぐらいで三崎港に着く。

 バス停を降りると、この景色が。潮の香りが。




 この街、すっごく情緒があるんですね。知らなかった。
 石造りの蔵や木造の古い家屋が点在していて、小路がいっぱい。
 昭和の随分と若い頃の感じが残っている印象。そぞろ歩くだけで、楽しかった。中空きが結構あったので、フラフラしてきましたよ。







 街角ではテングサや魚が干されていたり。





 とある魚屋さんの軒先。 

 




 海沿いを歩いていたら、おいしそうな干物のお店を発見。




 このおばあちゃんのセールストークは実に見事でした。


「まぐろのほっぺ。この干物、食べてみて」
「でも、ああ、そんな大きいのいいですよ、あ、すいませ…モグモグ、おいしい」
「おいしいでしょ。だから買ってって。こんなおいしいの買わないでどうする」
「でもねあの」
「ここ以外買えない。あんた酒飲むでしょ! これあぶって一杯やんな。酒飲むだろう?」
「はい」
「そういう顔してる」
「でもおばあちゃんこのあとまだまだ夜まで仕事で悪くなっちゃうから」
「屁のかっぱ!!!」

 買いました。



 お昼にいただいた鯖のお寿司。この日は胃袋が魚でぎゅうぎゅう。