渋谷『ゆうじ』

 編集さんと打ち合わせ、今日はホルモンの名店と名高い渋谷の『ゆうじ』へ。

 すごいですね、このレバ刺。この味を知らないでレバのことを語ってはいけないのだなあ、と納得。これよりもおいしいものもあるのだろう。けれど、この味をまず知らないでレバは苦手、ということをいってはいけないのだな。まだまだ何も知らない。おいしいものを食べるたびにそういう謙虚な気持ちなる。素材の良さ、そういう素材を確保して仕入れて仕込んでいい状態で供することのできる料理人の腕と思い。そういういろんなことの結果が感じられる味なんだが、口にしているときはただひたすら「おおぉ……うまィ……」とひとり感心しながらバクバク食べてしまった。


 塩ホルモン、コプチャンなどどれも実にうまい。写真は赤々ときれいなハラミを載っけておきましょうか。そしてホルモン、値段も良心的だなあ。一部でサービスがどうこう、というネット風評があることを聞くが、昨日訪れたかぎりまったくそういう不快点は感じられず、丁寧で実のある接客だった。もちろん、マスコミ関係などとはひとことも言ってないしそういう会話もしていない。打ち合わせじゃないじゃん。


 
 目の前に炭火こうこうとたかれて汗かきつつホルモン、そしてビール! 夏です。