試作の週末・おさんどんdays
この週末は、レシピ仕事の試作にかかりっきりでした。
などと書くとカッコいいですが、ただ単に不慣れで手際が悪いので遅々として進まないだけ…(;´Д`)ウウッ…
『おとなの週末』という雑誌で「故郷レシピ」というページを担当させてもらっています。コンビニなどで見かけたら、是非お手に取ってみて下さいな。
※あ、もちろん本誌では、プロのコーディネーターさんが腕によりをかけた料理&レシピが載ってますので、ご安心を!!
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/15
- メディア: 雑誌
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日本各地に今も伝わる郷土料理を取材して、作り方を伺ってレシピに起こす。
ふるさとの味は、それぞれの家庭でかなり違うものですよねー。
これが、とっても面白い。
地方によって差異があるのは勿論ですが、やっぱり…お母さんの数だけ「好き・嫌い」があるんだよなあ。郷土料理って、おおまかな作り方と材料、基本の調味料は一緒でも、細々したところが家庭によって違っている。
そしてそれが娘さん、お孫さんと伝わるうちに、変わるものあり、変わらないものあり。いろんな人に伺えば伺うほど、そういうものが見えてくるような。
そこが、面白いんです。
あ、そうそう。ちなみにうちは、お豆腐の味噌汁って殆ど出ませんでした。これは単なる母親の好みの問題ですが。
中学校に入って修学旅行で出てきてビックリ!
(当時の白央家の会話)
「おかあさん、豆腐の味噌汁って超よくあるらしいね。『豆腐の味噌汁ってめずらしいね』って言ったら、みんなに笑われたよー」
「ああ、あたし、あったかいお豆腐って嫌いなのよね」
こんな母ちゃんでした。cool! なのか。
さて、これは岩手の郷土料理、「ひっつみ」です。
小麦粉をこねて寝かせて、ひっつまんで鍋に入れる。椎茸ダシがすごーくきいてて、うまいっす。「ダシは味の骨格」と仰った料理人さんがいましたが、本当だねえ。
話は逸れますが、ひとりで料理をやってる時は殆ど、落語をかけています。これがねー、単純作業のときに特にいいんですよ。玉ねぎのみじん切り、きぬさやのすじ取り、ニンジンの細切り、じゃがいもの皮むき…等々のお供に最高!
この日は談志の落語を聴きつつ、こねこねと。
今、立川談志にハマってます。2度ほど高座を聴きましたが、あのときは分かってなかったなあ…。
これも岩手の蒸しパン、がんづき。
蒸しパンが郷土の味というのに驚きました。調べてみたらかなり歴史のあるものなんですね。
人生で初めて作った蒸しパン…蒸し器のフタを開けるまで、ドキドキでした。
ふかふか。日本語は擬音が豊かだ。擬音囃子。
鳥取の五目おこわ。
これまた人生初のおこわ作りでした。もち米の蒸し上がる香りはいいもんですな。本番はタケノコをたっぷり入れて作りますよ。
これらの内容は5月15日売りの『おとなの週末』に載ります。
見てみて下さい!