夏野菜の小鉢と映画『タンポポ』

 ある日のアテより。
 苦みのある野菜がおいしい季節ですね! 時間のあるときに細々作ってタッパー保存。夜に帰宅して、これらで一杯やるのがたまりません。

 ナスの甘味噌煮、小松菜とあぶらげのサッと煮、アナゴとキュウリの酢の物、しし唐のおかかまぶし、万願寺とナスの揚げびたし。
 穴子以外は特売品です(笑)。スーパーはちょっと色変わったら50円とかになるので、ありがたいですな。
 今回のおかずは柳家小さん聞きながら作りました。最近ハマってます。

 この日は伊丹十三監督作『タンポポ』(1985)を観ると決めてたんですね。
 なので、ラーメンの材料をあらかじめ準備。観終わって案の定「ああラーメン食べたい!」と体が叫ぶ。遙かなる腹のおたけび。山崎努のすすりっぷりが素晴らしいのよ。
 醤油スープ・刻みネギ・白コショウってなんでこんなにも素晴らしいトリオなんだろう。
 この映画的な「食と人間スケッチ」、現代だとどうなるんだろうな。