お出汁のちから

「お出汁」ってのは、凄いもんですね。改めて。
なんか年々、この感を深めてゆきます。出汁も様々ですが、鰹節と昆布のお出汁。極端な話、これさえきちんと摂っていたら、まずそーんなに変な病気にはならんのではないかと思うほどに。いやもちろん、オーバーな話ですよ。でもねえ、なんかいいお出汁ってのは栄養面プラス、精神的にもすごくこう…安定をもたらすパワーがあるように思えてならんのですよ。実際研究で、過度の食欲をおさえる効能ってのは証明されてるんですけどね。

 あはは、なんか「食スピリチュアル」系のひとの日記みたいですね。食にこだわり抜いちゃってる人って結構宗教的ノリにいっちゃう人が多いんです。私はそーいうのすごくヒイてしまうんですが、だしの「安らぎ味」には、年々惹かれてしまうなあ。。写真は鰹節と昆布のお出汁に、残ってた白菜と梅干しだけのうどん、柚子皮も入れて。こーいうのが食べたくてたまらん。薄口醤油で整えたつゆの色ってのはいいもんですね。刻んだお揚げさん入れたかったな。あ、梅干しは新潟出身の友人アイバさんがご実家のをお裾分けしてくださったもの。アイバさんありがとう、とてもおいしい。

 出汁も様々。これは干し椎茸と昆布のお出汁。銀座にある山形のアンテナショップで干し椎茸の軸だけが売ってたんですよ。確か結構入って500円もしなかったような。「じゅうぶんダシが出ます!」って書いてあったけど看板に偽りなし。豚と春菊、キノコに梅干しのおうどん。黒七味で味をしめました。

 いいお出汁でさっと菜っ葉を炊いても実にいい。
 
「肉を食べたい!」と思う回数が段々減ってゆきますね。