大豆の栄養についてのセミナーへ

 きょうは大豆の栄養に関するセミナーに行ってきました。講師は酒井リズ智子さん。私はスポーツに疎いのですが、川島永嗣選手や田臥勇太選手(両者とも名前ぐらいは存じ上げてます…)の栄養管理もされているそうです。と、ここまで聞いて『ソロモン流』だったか…番組を拝見したのを思い出しました…(;´Д`A ```

必須アミノ酸をすべて含み、
・消化吸収率もトップで、
・含有量も動物性たんぱくに負けず劣らず(だから「畑の肉」)。

・なおかつ肉と違って脂質が少なく、
・食物繊維も同時に摂れる

 大豆が推奨される理由がわかりやすく順序立てて話され、私のような脳細胞がアルコールによって人一倍多く破壊されているような人間でもいやー、スルスル飲み込めました。

 海外で活動される酒井さんならでは、
アメリカのほうが大豆の消費量が日本より増えてきている
(これ、ひとりあたりの消費量だったかツッコむのを忘れました…)
英米で大豆による健康改善効果が注目されたのがここ10年ぐらい、
・それにより、健康志向の人々の消費が増えているのがその理由
 
 という説明も印象的。
・デリなどで大豆、特に枝豆が人気
 これも印象的でした。質問してみたら、日本のメーカーの枝豆食品が輸入されているとのこと。写真が掲示されましたが、「えだまめ」と書かれてましたよ。日本メーカーの売り上げが海外で伸びる、というのは単純にうれしいものです。

 大豆、
・肥満改善効果
・LDLコレステロール値を下げる効果
 この2つは臨床的に、世界的レベルで実証済みなのですね。
よく「大豆イソフラボン」による女性への特効が喧伝されますが、これはそのレベルではまだデータが足りないようです。

 大豆を摂る、とひとくちにいっても、日本の「方法」の豊かさを改めて思いました。
・一般的な調理
 煮豆。枝豆で摂るのもここに一応入れておいてもいいかな。栄養素は結構かぶります。
・加工品
 これもまず、お味噌がありますね。きなこ、納豆。
・そして豆乳、湯葉、厚揚げ、油揚げ…。

ここで主催の大塚製薬さんから「それプラス!」としてソイジョイやらが出てくる、というわけですが(笑)。でも、飲料の『ソイッシュ』はお世辞抜きでおいしかった。

 これから、テンペをためしてみたいと思います。大豆加工品の一種。どこで売ってるかなあ。 
 長くなりましたが、今日の勉強の軽いまとめ。