渋谷・宮益坂『One Dish Thai』

 僕がタイ料理を作る上でかなり参考にしてきた「私のタイ料理」という本を著された、氏家昭子さんの経営されるお店です。
 化学調味料を使わず、塩味を抑えた優しい味つけ。フレッシュココナッツを使ったカレーなど、ここでしか味わえない感じの仕上がりで、さすがだなあ、と思わされました。優しくタマリンドの酸味をきかせたパッタイも、おいしかったなあ。
 ワンディッシュで2つおかずを選べるのも嬉しい(880円だったかな…)。人気のようで、満席が13時以降も続いていましたよ。


 今度は夜に行って、マナオ(タイのライム)を使っているというヤム類を食べてみたいと思います。


 日本のタイ料理、けっこうケミカルでしょっぱい味つけの店、多いのですよ。それが「スパイシー」といっしょくたにされがちなのですが、タイ料理のおいしさというのはハーブの味、タイオリジナルの唐辛子の味、そして日本と同様、食物から出るダシの味のミックスじゃないかなーと(もちろん唐辛子を使わない料理もたくさんあります!)。



 フローリストのマミヤ君がピース。
 このレッドカレー、おいしかったな。あ、100円の生春巻きもレベル高くて、さすがでした。