卯の花づくり
おから、って好きなんですよ。別名、卯の花。
これ、よくお総菜屋さんで売ってますが、売り物ってガツンと「うまいだろう!」ってな味つけにされてることが、ままあるわけです。インスタントダシの味きかせすぎだったり、甘み強かったり。なかなか好みのもんがないので、たまーに作ります。
作り方、本当にひとそれぞれ。その家によって違う。
私は濃いめのカツオだし取って、ニンジン、長ネギ、コンニャク、ゴボウかレンコン、これをデフォとしてその日のあるもんをみじん切り〜小さ目に刻みます。今日はシメジ、エノキ、白菜。
それらをさっと炒めておからを加えたらダシ、酒、みりんを加えて煮飛ばしていく。こっからが
「せいては事をしそんじる」
だいたい落語聞きながら気長ーに煮飛ばしてます。今日は志ん朝の『唐茄子屋政談』聞いてた。
最後に塩、そして胡麻油をかるーくたらします。これは自己流。玉締めのカドヤ胡麻油を使ってます。
今度魚のあらを酒蒸しして身をほぐしたもので卯の花つくってみよう。
今思いついたけど、うまそうだ。