新橋『身知らず』

 ずっと気になっていたこちらの店、初ふらり。

 いきなりお通しがフキとニシンと高野豆腐だよちょっと奥さん。ぎゅわーーーーーんと心のテンションあがる。期待ふくらむのココロ。

 このカツオの刺身、500円だよちょっと旦那。もー嬉しいなあ。


 
 ウドの酢味噌添え。ウドって漢字で書くと「独活」。ひとりで活動。俺のことじゃないか。急に親近感。しかしいい香りです。ただ栄養はほっとんど何もない、ってのもいい。

 さてと、これが眼目だったのです。こちら福島の郷土料理と地酒のお店なんですが、「こづゆ」という煮物、これ食べてみたかったんですねー。干し貝柱のダシで具をたっぷりいれる煮物で、本来おめでたいときや正月につくるものだったそう。豆麩がいっぱい入ってる。薄味で実においしい。新潟の「のっぺ」と共通するものを感じるなー。

 シジミのしょうゆ漬け。たまらんよもう。サッと火を入れて口が開いたところを醤油に漬け込む。これが抜群に熱燗に合うんだなもうお酒がお酒がすすむくん。大将もう1本つけて。こちらの大将は実に仕事がはやくていい男でした。



 さて、こちらのお店。わたしてきには



 大当たり。


 通うぞ。