神楽坂『蕎楽亭』


 今日は飯田橋日仏学院へ。3月18日から開催される、フランス映画祭の試写でした。このイベント、世の中的にはどれだけ注目されているものだろう。フランス映画、って聞くだけで拒否反応起こす人もいるからなあ。

 本家サイトよりも、会場となる六本木ヒルズのほうが見やすく楽しそうな気がするので、勝手にリンク→こちら
 

 この日拝見したジャック・オディアール監督の『アンプロフェット』という作品、良かったなあ。見応え充分! 150分という尺ながら、まったく退屈……とまでいうと語弊があるな。はい、148分は私は退屈しなかった。引き込まれた(公式サイト内の作品紹介→こちら)。
『真夜中のピアニスト』『天使が隣で眠る夜』の監督さん。まだ日本では配給も決まってないんだが……公開されるように盛り上げたいなあ。「フランス映画好き」じゃなく、フツーに「映画好き」の人が楽しめる作品だと思うので。


 さて、日仏学院からほど近い神楽坂で昼飯食ってきました。以前取材でお邪魔して以来のファンである『蕎楽亭』へ。

 チュルッとすすれば、胸すくような香り。これこれ、うまい蕎麦の醍醐味だ!
 ちょっと名のあるお蕎麦屋さんって、「これだけえ!?」ってな量の店も少なくないですが、ここはそんなことありませんよ。大盛りにしとけばよかったなあ。 

「こづゆ」付きのセットを頼みました。会津地方の料理だそうですが、貝柱のほぐしたの、人参に里芋、お麩やら牛蒡がたんまり入った具だくさんの汁。ああ……滋味って感じ。ご主人が福島の方なのです。東京ではあまり見かけない福島のお酒も多いようですよ。

 この日は寒い雨の日。両隣の方が召し上がっていた「カレーうどん」が、えっっらくうまそうだった! ここはうどんもうまいのだ。よーーーーーーーーーーーーーーっぽど追加しようと思ったが、このあと150分もの映画を観ると思うと満腹にするのはあまりにも危険なので、泣く泣く断念した。無念であった。
 近々また行くぞお!。