このステーキハウスの雰囲気が、実に良かった。 昭和50年代前半頃の空気――例えるなら、野村芳太郎の映画に出てくる上流階級が夕餉を楽しむような。そんな雰囲気が、不思議なまでに残っている。黒人のコックさんが時折顔を出すのなんて、出来すぎだ。 こうい…
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