青梅市『澤乃井園』
『澤乃井』でおなじみ、東京は青梅の澤乃井園を訪ねてきました。いやー…楽しいところでした!!
園、というだけあって日本庭園風になってるんですよ。
奥多摩の自然と日本酒を一緒に楽しんでもらおう、そういう酒好きが行楽を楽しむための極楽のような場所だったのです。ああもう書いてて思い出してるだけでまた行きたい!
この日は晴れて、紅葉がきれいで……きれいで。胸がすくようでした。
園内にはたくさんの木々、そしてすぐ隣を流れる多摩川と山のうつくしさ。ここにすぐ降りていって散策を楽しめるようになってるんですね。上の紅葉が川のほとりのもの。カヤックっていうのかな、そういうのを楽しむ人もいました。
すぐ隣の川にはつり橋が架けられて、ここを自由に行き来できるようになってます。『火サス』ごっこに興じる人もいました。いません。
橋からみた澤乃井園。なんか写真だと暗いなあ! もっと目に鮮やかでしたよ。
園内ではもちろん日本酒ガンガン販売されて、それが本当に良心価格。行楽地価格じゃまったくないのですよ。そしてつまみも安い。自然の中で酒好きがいっぱい集まって、楽しい宴会がそこかしこで繰り広げられています。酒好きの桃源郷ならぬ紅葉郷。あちこちから日曜日の午後的にのどかな笑い声が。一升瓶を中心に人が円座になって笑ってるって、いい光景ですね。なんだか自然、嬉しくなってきちゃうんですよ。
空気のきれいなところで食べるあったかいお蕎麦は格別。この湯葉入りのお蕎麦、650円だったかな。
食べてばかりじゃなく、予約申し込み制の酒造見学もしてきました。案内の方が「当たり」だったようで、話がすんごく面白い。酒造りの工程をきっちり見学する、という感じでは全然ないのですが、雰囲気を楽しむ、という感じ。まあ、これはガイドの方にもよるようです。
園内ではしぼりたてを瓶詰めにして売ってくれます。さすがお酒が元気ですね。これも庭園内で頂ける。
利き酒どころ、という一角があって、ここは室内。寒いのが苦手な方も大丈夫。10種類以上の澤乃井のお酒が試せます。5勺と結構たっぷり頂ける。1合が10勺です。3種類ほど試してきました。にごり、うまかったな。
上に瓶をアップしましたが、1997年の古酒です。
ほんのり黄色みががってるの、分かりますか? 古酒独得の香り、しっかりした飲みごたえがうまかった。
このおちょこ頂けるんですよ。なんと100円。利き酒1杯が200円でおちょこ代込み。それでこれをまた持っていくと、代金から100円引きにしてくれるのです。うーん素晴らしい。乾きのつまみなんかも豊富にあって、それがコンビニ価格……エンタテインメントだなあ。
いやはや、感服しました!