経堂『あきの』
ツイッターで知ったお店。
ツイッターをやっていると、「このひとと食べものの好みが合いそう」と、思える人がちらほら見つかってくる。なにしろ毎日様々なことがつぶやかれている。なかでも食のことは当然、回数的にも非常に多くつぶやかれている。その中で、「あ、感覚一緒だな」「この店自分も好きだし、楽しみ方も似てるな」と思える人が、自分の知らない店を褒めていたりすると、ムショーに行きたくなる。なってくる。そういう力が、ツイッターにはある。映画もまた然りだったりするんだけどね。
ここもそんな一軒。『金田中』で修行した若い板前さん3人でやられているという。夜は3800円からと実に手頃なので、早速伺ってみた。
これでコースのすべて、3800円也。
しめ鯖、蛸と南京の冷やし煮物が印象に残る。が、味云々以前に、この日はタイミングが悪かった。カウンターにひとり初客で座っていたが、隣に来られた大常連らしき二人連れの「居ずまい」に興を殺がれて、なかなか味に没頭できなかった。
人のふりみてわがふりなおせ。自戒としよう。
店と客とは出会いもの。そんな日もある。