カキの季節です その2


 渋谷の道玄坂を上がってちょっと左に曲がったあたり。金沢料理の『弥助』はおいしいものいろいろ。
 カウンターに座って「とりあえず生ガキ、そして生」。
 目の前でご店主がカキをムキムキ開けてくれる。その手際のいーこと。
 一個目はチュルッとひと口で。二個目はゆっくり噛んで愉しみ、三個目は日本酒に替えて、じっくりと。かき揚げなんかも注文が入ってからエビをキュッとむいてくれます。
 ここのご主人は道玄坂の生まれ。近所の松木屋さんとか皆同級生なのだ。白髪のナイスミドルです。




 小肌のにぎり。菊花のおひたしがちょっと載っている。



 

 かき揚げを待つ間、「これでやってて」と出してくれた銀杏。きれいな翡翠色だ。