その後「4800万円」は集まったのだろうか



「だからさ、資本金をまず4600万は集めないとな」
「○○から2本(どうやら2000万のことらしい)は手堅いだろ、あとはお前のさばき次第で」
「開業のあかつきには××ホールディングス、なーんて名付けるか」
「そうよ、そうすりゃあ……お前がCEOさ!」

 こんなデカい会話が、「一本180円均一」の焼き鳥屋でなされています。赤ちょうちん揺れる夜の新橋からお送りしています、実況の白央です。
 メンバー構成は三人の男、「荒瀬」似の男、「元双羽黒北尾光司」似の男、「竹内力」似の男が角つきあわせて近い将来のビジネスモデルについて語り合っています。竹内似の男はゆるいパンチパーマをかけています。絶対にお金を貸したくも借りたくもないような風情の皆さん。ちなみに「CEO」には北尾似が任命されました。おめでとう北尾!

 カウンターに座って飲んでいたら、後ろから冒頭の会話が聞こえてきたんですね。はい、私の下衆な野次馬根性が騒ぎ出し、ついつい彼らの話を「酒の肴」にしてしまいました。しかし威勢のいい話です。ああ、日本が不景気なんて大嘘のよう!
 ただいま「荒瀬」が芋焼酎・白波の水割りを三杯目のお代わりされました。気のせいか、資本金の額がお代わりのたびに増えていくような……どうか、彼らが焼き鳥と一緒に「絵にかいた餅」を食べているのではありませんように。

 なんだか焼き鳥の味がしょっぱく思えてきました……すいませんこっちも生お代わり。