六本木 『バンコク』

　先日、試写で六本木へ行く。どうでもいいが今「六本木」と打とうとして４回も間違えた。ろっぽんぐ・ろっぴんぎ・ろぴんぐ……自分が嫌になる。つくづく情けない。
　『バンコク』でランチ。ここのカウマンカイはうまい。タレが特にいい。
　しかし結構な量だった。鶏のダシで炊いたジャスミンライスを贅沢に盛ってくれる。随分と食いでがあって、その後の試写で眠くなって困った。
　しかし私も小デブになってからというもの、何もいわなくても料理屋さんのほうで「まあいっぱい食べそう」と思ってくれるのか、店によっては「おいおいそんなに食えないよ」と思うほどに盛ってくれることがある。おかみさんがひとりでやっている店など、ときに「おいおい、まさか気があるのかいおかみさんよ」などとタワけた妄想にフケってしまうこともあるぐらい。新宿のとあるイタリアンでは気の良さそうなオニーチャンに「カルボナーラひとつ」と頼んだら「大盛りサービスで出来ますよー」とニッコリされた。かくしてまた太る。