『1904』のパンオレザン

トリコロール


 アタマガツカレタ。


 そういうときには甘いものだ。おお、折りよくちょっと晴れたではないか。散歩だ。中目黒の図書館に行って資料探し。池波正太郎のエッセイをまとめて借りる。そして帰り道『1904』で「パンオレザン」を買う。日本語でいうと「ぶどうぱん」。私はこのパンが異常に好きだ。パリにいったときは2週間で各店をまわり15個食べた。『1904』のパンオレザンはあちらに全然負けず劣らず、至極うまい。


 こういうものは家でひとりで手と口のまわりをベッタベタにして食べるのが一番なのだ。軽くオーブントースターであたためる。どろりとかけられたねっとりシロップがブスブスいってくる。うわあうまそう。
 いただきます。