東銀座 マルカッサン
うまかった。
ああ、うまかったよお!
東銀座のビストロ「マルカッサン」のランチ。私は嬉しくて、もだえた。
これである。
私はですね、どーーーーーーーーにもサシの多い肉が嫌いなんです。
よく「箸で切れるほど」だの「口に運ぶ前にとろけて落ちた」だの
書いてあるような、あの手の肉。
肉のうまさ、というよりも脂身の味としか私には思えない。
ブランド牛、というのが全然ありがたいと思えない。
「今半」とかで出てくる、あーいう肉。
あの手のものは歯の弱くなったゴロージンにはよろしいけれど、
どーにも画一的な味でつまらないじゃあないか。
フォアグラみたいな牛を食ってドーする!
けれどこのシンプルなステーキは違った。
あのもたつくような脂の味ではなく、肉の濃い旨味がジューンと噛むほどに口の中に。
それでいて、あとくちスッキリ。健康ないい牛なんだろうなあ。
オーバーなようですが、肉の旨味を閉じ込めるという言葉の意味がよく分かりました。
この「若姫牛のグリエ」に
本日のスープ
本日のデザート
(「矢部養鶏所のなめらか卵のプリン」。あああああおいしい。子供にかえって「わープリンだプリンだあ!」とはしゃぎたくなるような味だった)
そしてコーヒーがついて1575円也。これはやっすいいぞお。小さなお店なので、予約がいいでしょう。