浅草橋「馥香」のランチ

正面の模様

 良店と評判の高い「馥香(ふーしゃん)」に一度は行ってみたくて、浅草橋まで足を伸ばしてきました。


 席についてみれば、行き交う店員さんの持つトレイから、ちらほらホタテの殻がヒョコヒョコ顔をのぞかせている。たまらず問えば
「あれは今日のランチの海鮮スープそばです」
 そして来たのが、これ。



 中華の海に出現したヴィーナス誕生……。正式名称が「殻つき生ホタテとハマグリ、海老のスープそば」。
そのルックスだけでかなりのインパクト。ひと口スープをすすって、モア・インパクト。

 うまみ、濃っ!!!!


「まあこれだけの具材を使えばそりゃ美味しいでしょうよ」
 そう仰る向きもあるでしょうが、個性の強いものを揃えて綺麗に味をまとめるのは難しいもの。
 それが、なんともきれいに、優しい味わいに調和されてます。こちらは化学調味料を一切使わないのがモットー、それにたがわぬ素材感溢れる味でした。何より野菜の甘みが強い。麺はビーフン、これがまたいい。麺だと重すぎて、この強いスープでは疲れてしまう。


 エッセイストの友人と伺ったのですが、その方は「浜汁(はまじる)」と表現されていました。うまいなあ。
ホールの方も快く丁寧で、嬉しいなあ。そしてなんとこれで1200円(デザートつき)。

 ランチメニューは3日替わりなので、ブログ(→こちら)でご確認下さい。

 ああ、うまかった。